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【就活あるある⑤】予約時間ピッタシなのに説明会が「満席」!? 学歴フィルタの実情

投稿日:2013年6月23日 更新日:

一部の方にはあまり身に覚えがないことかもしれませんが、
予約開始時間ピッタシにはってたのに、説明会やセミナーで「満席」と
表示された方は数多いると思います。
その裏側には、“学歴フィルター”なるものがあるようです、今回はそれについて。
学歴フィルター
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”学歴フィルター”は、本当に実在するか?

答えは"YESです。
事実、大手就職サイトではアタリマエのように、フィルタリング機能が実装されています。
いわゆる、スクリーニングの一つの手法です。

”学歴フィルター”の内実

就活サイトの企業管理画面では、各種設定が行えるようです。
例えば、
●特定の学生のみにセミナーや選考案内
●特定の学生以外が見ると説明会が満席表示
●各学校に対する席数の制限を設けられる Ex:東京大学[100席] 明治大学[30席] 日本大学[15席] XX大学[0席]
→受付開始時間丁度に「満席」と表示されるには、ココに所以があります。
→もちろん、他大学では「空席」と表示されます。
●ダイレクトメール(DM)の送信先の詳細な設定
→『学校・学部・学科・専攻・住所・希望職種・勤務地・保有資格など』からクロス検索して選別できる
Cf:http://shukatu.info/431/
●男女別席数の指定
→某8銀行はおそらくこれを導入しています。
企業の人事にとっては大変便利な機能が用意されているというわけです。
もちろん、この各種設定は企業が就職サイトに大金を払っているから成り立つもので、
就職サイトでは「各種パッケージサービス」として、販売・設定できるようになっています。

人材会社の新卒採用サービスも一因か
「学歴フィルター」を巡っては、リクルートやマイナビなどのインターネットを使って企業の新卒採用の支援を行う企業のサービスも一因となっている。
このオプションサービスの中にあるのが、「説明会・面接予約画面S 120万円」という特別メニューだ。
ノーマルメニューは「説明会・面接予約画面A 60万円」というから、利用料が倍の高額の追加機能だ。
こうしたサービスが、「学歴フィルター」を生み出す1つの原因になっている。学歴差別と騒がれた
大和総研の説明会は「S」機能によるものといわれているが、
この手の機能リクナビに限らず、「大企業なら多くが使っている」(前出の人事担当)と言う。
Cf:キャリコネ http://careerconnection.jp/biz/tyosahan/content_815.html

ちなみに、大手就職サイトで企業情報掲載料が最も安価なのは「日経就職ナビ」らしいです。

なぜ、”学歴フィルター”が存在するのか

この項目は飛ばし読み程度で構いません。
あまり深く考えなくても、仮に「自分が企業の人事担当者だったら・・・」と考えてみればわかります。
何千、何万人の就職希望者を選別するためには、情報の非対称性の観点から
シグナリング理論に基いた学歴で判断するのが最も有用だからです。

フィルタリングを考慮しながら、効率的に就活するためには

① 大手病から卒業し、妥当なラインの企業に軸を絞る
最も堅実かつ安全な手です。
ところが、”妥当”と言われても、自分の学歴と相応した企業を見極めるのも非常に難しいです。
一つのモノサシとして、ここで企業偏差値ランキングが役に立つと思います。
しかし、大企業が妥当なラインでないとして中小企業に軸を絞るのも、本当に堅実だとはいえません。
というのも、中小企業は採用人数が少ないわけですから、自ずと倍率も高くなってしまうからです。


② キャリアセンターを活用し、所属校のOB/OGの就職先を確認する
これは、先ほど挙げた①の妥当なラインを明確化するための有用な手法の一つです。
所属校の就職課には必ず、卒業生の就職先が保管されています。
それを参照すれば、自ずと妥当なラインの就職先が明らかになってきます。
しかし、ここで注意したいのはOB/OGの詳細な内容です。
勿論、妥当なライン以上の企業に就職している方が多数存在すると思いますが、その人のディティールには
●体育会所属 および 全国大会出場
●体育会主将
●バイリンガル以上
●TOEIC/TOEFLの高得点取得
●留学経験有り
●ビジネス経験あり
●その他、全国大会などの出場など
などがあると思います。
ディティールも確認しながら、自分と共通する項目があれば、より堅実な妥当な就職先が見えてきます。


③ 就職サイトのアカウントを2つ作成する。
これは、あまりオススメしませんがこの内実を知りたい、
どうしてもその企業の説明会に参加したいという方はアカウントを2つ作成してみるのも良いと思います。
※筆者は、このこと(フィルタリング)の真相に気づいたのが、就活中晩だったので作成してません。
例えば、
Aアカウント[本命アカウント] / Bアカウント[偽装・代理アカウント/大学を東京大学などに指定]
※あくまでも、「ひとつの手」として参考にしてください。
このようなことを助長する記事ではありません!

最後に

学歴フィルタを気にしすぎるのも損になることがあります。
希望を持ちつつ、多少の高みを目指しながら、軸の幅を広げて就職活動をしてみるのも勿論良いと思います。
事実、私は学歴フィルターをあまり考慮せずに、ほぼ大企業しか受けていませんでした。
それでも、なんとか就職できるものです。

学歴フィルターの関連サイトや資料(ソース)は以下も参照のこと

カクカク速報:「キヤノンの説明会の学歴フィルターが露骨すぎると話題に」
http://blog.livedoor.jp/pachineet/archives/2902002.html
就活まとめ速報:「学歴フィルターは存在した!半数の企業が導入※優遇大学リストあり」
http://blog.livedoor.jp/syukatsu_sokuhou-matome/archives/24096493.html

▼参考画像(非直リンク)
キヤノン説明会1
キヤノン説明会2

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